当院の滅菌対策について
もりもと歯科クリニックの滅菌器はすべてクラスBです
もりもと歯科にて現在使用しております、『シロナ DACユニバーサル』と『シロナ DACプロフェッショナル』はヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格をクリアーする、高度なオートクレーブです。
滅菌にかかる時間も短縮でき、ハンドピースなど多くの器具を患者様ごとに変えている当院においては、 患者様への細菌感染の危険性を大幅に減少する強力なサポートとなります。
2017年7月2日付読売新聞の記事に関して
『歯削る機器5割使い回し』という見出しの記事がありました。
もりもと歯科クリニックでは院内感染対策として、患者様ごとに交換しております。
また、シロナのDACユニバーサル(クラスB)を使用し滅菌をしております。安心して、当院にお越しください。
歯を削る器具、5倍速、コントラ、ストレートを丁寧に滅菌、患者様ごとに交換させていただいております!
滅菌器「DACユニバーサル」
滅菌前に洗浄する!
滅菌前に洗浄をすることにより、付着した病原性のある有機物を取り除きます。
外部洗浄の工程では冷水で2回、温水で1回、コントラアングルおよびタービン(歯を削る器具、キーンと音がして先が回るもの)の内部回路を隅々まで洗浄します。
外部だけでなく内部も滅菌!
「バックフラッシュ」という飽和蒸気を器具の内部に強制通気するシステムで隅々まで滅菌を行うことができます。
滅菌と殺菌と消毒
滅菌
対象物に存在しているすべての微生物およびウイルスを死滅させるか除去すること
殺菌
菌を殺すこと極端な話をすれば一割の菌を殺して九割が残っている状態でも「殺菌した」ということは可能
消毒
病原性のある微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らすこと
病原性のある微生物対しての操作では、滅菌>殺菌>消毒となり、「滅菌」こそが強力な感染予防対策です。
滅菌の重要性
歯科医院では患者様の唾液や血液を伴う治療を行います。
しかし、適切な滅菌操作ができない環境ですと他の患者様への感染(肝炎やHIV、インフルエンザなどのウイルス感染)の危険が高くなります。
未然に院内感染を防ぐため、当院では徹底した滅菌作業とディスポーザブル(使い捨て)を用いて衛生管理をし、患者様が安心して治療を受けていただけるよう力を入れております。
ディスポーザブル(使い捨て)
当院では感染予防のため、ゴム手袋、コップ、エプロンは患者様毎に交換しております。他にも、注射針も当然交換しております。
玄関には通常のスリッパの他に、使い捨てのスリッパもご用意しております。お気軽にご利用ください。